投資をするなら株?それともFX?

今人気の高い投資といえば、株(証券取引)とFX(外国為替取引)。
この二つの投資のメリット・デメリットを比べることで
あなたに合った投資スタイルが見えてくるはずです。

証券取引市場とFX(外国為替取引)市場

証券取引市場とFX(外国為替取引)市場 企業が資金調達と資本運用を効率よく実施するための市場が証券取引市場です。株式および債券の購入や売却について、一般の投資家が証券取引所で直接取引を行うことはできません。会員である証券会社を通じて取引を行います。ナスダック、ニューヨーク証券取引所、上海証券取引所など世界各地に複数の証券取引所があります。日本では東京証券取引所(東証)が最大規模で2013年7月の大阪証券取引所との統合により世界第3位(2013年現在)の規模の市場となっています。

 外国為替は、通貨の交換ですので、個人投資家のみならず、金融機関、一般企業、機関投資家も参加しているとても大きな市場です。外国為替市場というのは、銀行と銀行をつなぐネットワークを指しており、概念の市場です。この銀行同士が相対で取引するネットワークのことを「インターバンク市場」と呼び、狭義の外国為替市場です。 他方で、私たち個人の投資家や一般企業、機関投資家は、銀行やFX会社に注文を出して、引き受けた会社は先のインターバンク市場で外貨を調達します。こうした市場を対顧客市場と呼ぶこともあります。

市場規模の違いと取引時間

 外国為替の特徴は、なんといっても参加者の多さです。世界中の金融機関、一般企業、機関投資家、個人投資家が参加しますので、2007年、BIS(国際決済銀行)の調べによると、1日の取引高は約3兆2000億ドル。日本国内でもっとも大きな市場である東証の2008年度の取扱高が576兆円。東証が1年間かけて行う売買を2日とかけずに取引していることになります。
 市場規模を比較した場合、外国為替が圧倒的な大きさであることが判ると思います。

市場規模の違いと取引時間 すでに株式取引をされている方ならば、「日中は仕事があるから株式取引をしている時間がない...」と感じたことも多いはずです。証券取引所は、前場9:00~11:30、後場12:30~15:00の間に取引を行うことができます。多くの証券会社は時間外でも注文を受け付けていますが、値動きを見据えた取引となると市場が開いていないため不可能です。
 一方、外国為替は、世界の通貨取引ですので、地球のどこかでビジネスアワーがある限り開いている市場です。すなわち、月曜朝のウェリントンから金曜夜のニューヨークまで、24時間お休み無く取引が続けられています。一日のお仕事を終えて帰宅。夕食後のひとときや就寝前の時間にでも取引に参加することができます。

取り扱い銘柄と通貨ペアにみる市場

取り扱い銘柄と通貨ペアにみる市場 世界でも有数の売買代金を誇る東京証券取引所の取扱銘柄数は2009年10月現在1687銘柄、国内の主要市場をさらに加えると一般的な証券会社で売買を行うことのできる銘柄数は約3,000銘柄以上。
 他方で、外国為替は、代表的な通貨として、国際的な信用がある、国際的な銀行において取引が可能である、あらゆる場所で換金が可能であるといったことを要件に国際決済通貨(ハードカレンシー)を中心に取引されており、主要な通貨ペアは20ペア程度になります。

 取引銘柄が多い証券取引はバラエティに富んでいると考えられたくさんの可能性を秘めていますが、投資対象としては範囲が広すぎるやもしれません。しっかりと市場の動向を研究して、無理のない投資を行うことが長く取引を続けていく秘訣です。
 厳選された通貨ペアが確立されているFX(外国為替取引)の方が、お仕事が忙しい方やこれから始めてみようという方にとって参加しやすいと考えることができます。

「買い」と「売り」、取引の始め方

「買い」と「売り」、取引の始め方 一般的な証券取引形態である現物取引の場合、まず銘柄を買う必要があります。多くの銘柄は一定の期間を掛けて値動きがあり、割安であると思われるタイミングで買い、値上がりを待って売ることになります。利益はその銘柄が値上がりしたところで売ることにより確定されます。従って、値下がりし続ける銘柄では利益を得られないということになります。また、注目する銘柄が割安になるタイミングは思う通りに訪れるとは限りません。

 FX(外国為替取引)は証拠金に基づく差金決済の商品です。ポピュラーなドル/円の取引を例にするならば、常にドルを買って円を売るところからスタートする必要はありません。将来、円安ドル高が進むと考えたならば、円を売ってドルを買い、ドル高になったときにドルを売って円を買い戻します。逆に円高ドル安が進むと考えたならば、円を買ってドルを売り、円高となったときにドルを買って円を売ります。つまり、常に買うことから始めなければならないとしたら、なかなか取引のタイミングがありませんが、円高でも円安でも、市場トレンドにあわせて取引を行うことができます。

 証券取引に比べて柔軟に取引を始められるのがFX(外国為替取引)のメリットと考えられるでしょう。

トレードをさらに便利にしっかりと

トレードをさらに便利にしっかりと 証券取引のFX(外国為替取引)のサービスを比較すると、いくつかのポイントが判ります。

 まずはレバレッジ。元手となる金額よりも大きな投資額をレバレッジにより得ることができるようになります。証券の現物取引では等倍。信用取引を利用しても3倍です。一方、FX(外国為替取引)では、10倍から25倍程度のレバレッジが設定されています。大きなレバレッジがあれば、それだけ大きな取引を行うことが可能となり、得られる儲けも大きくなりますが、損失も同じだけ大きくなります。

 次に売買手数料。証券取引の手数料は価格競争が進み、数百円というところが一般的になってきましたが、FX(外国為替取引)では、無料というところが多くあります。より多くの取引を行おうとするならば見逃せないポイントです。

 最後に、FX(外国為替取引)にはスワップポイントというものがあります。これは証券取引には全くない要素で、一般的に金利の低い国の通貨を売って、金利の高い国の通貨を買うとその金利差に応じたスワップポイントを日割りで得ることができます。長期的なポジションをとる方にとっては、利益アップの源泉となります。

 以上のように、近年注目を浴びているFX(外国為替取引)には、すでに証券取引を行っている方にとっても見逃せないサービスを提供しています。FX会社を選ぶ上でのポイントと考えることができます。

自分にあったスタイルで市場に参加

 証券取引をすでに経験されている方ならば、もう少し便利なサービスにならないかと考えてきたことのいくつかが、導入されているFX(外国為替取引)のメリットがよく判ることでしょう。より自由に、より便利に投資を楽しみたい方にとってFX(外国為替取引)は注目すべき市場となっています。

  FX
市場規模 約390兆円(1日) 約3兆円(1日)
取引時間 24時間 9:00~11:00、12:30~15:00
投資対象 米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドルなど
数十種類の通貨ペア
東京証券取引所、大阪証券取引所などに
上場する数千の銘柄
投資方法 「買い」「売り」の両方が可能
レバレッジで小額でも大きな金額のトレードができる
「買い」のみ
(※信用取引は「買い」「売り」の両方可能)
利益 為替差益(上昇・下落共に利益の可能性あり)
スワップ金利
値上がり益
配当
株主優待
取引手数料 無料が多い 平均数百円
必要資金 数千円 十数万円

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