ついに税制統一!2012年から店頭FXも20%申告分離課税

2012/01/10

やった!2012年から税制一本化。店頭FXでも20%申告分離課税が実現!

2011年6月22日に可決成立した「所得税法等の一部を改正する法律」に盛り込まれたFXの新税制。FX投資家にとっては「一部」どころではない大改正です。2011年まで店頭FXと取引所FXで異なっていた税制が、ついに一本化。「同じFXなのに、どうして取引所FXだけが税金で優遇されてるの?」という不公平感が解消されることになったのです。

とは言うものの、施行直後の現在判明しているのは、2012年以降、店頭FXでも「申告分離課税」「損益通算」「3年間の損失繰越控除」という3つのメリットが受けられるようになったということだけ。税制一本化後、実際の申告がどうなるか、FX各社のサービスはどう変わるのか、取引所FXで手数料引き下げなどの新サービスが始まるかなど、知りたいポイントは今のところ見えていません。

しかし、あの金融庁が「国民が豊かさを享受できるような国民金融資産の運用拡大」と銘打って、大々的に要望したことが実現したわけですから、豊かさを実感できる世の中に一歩近づいたのは確かかも。

[今後の注目ポイント]

  • 税制がグーンと有利になったことで店頭FXの利用者がどんどん増えていきそう
  • 顧客獲得のためのサービス競争、キャンペーン競争が激化して、利用者にうれしい状況になるかも
  • 税制が横並びになったことで、取引所FXを愛用してきた利用者がどう動くのか
  • 取引所FXのサービス(とくに手数料)は今後どうグレードアップしていくか

さらに、金融庁が同時に要望したのに今回の改正では実現しなかった「FXの特定口座」が今後認められるかどうかも大注目のポイントです。特定口座制度が実現したら申告の手間が省けるので、さらにFXが盛り上がること間違いないでしょう。

2012年はFXの動向から目が離せません。「FX徹底ガイド」では、FXの魅力アップにつながる税制改正とその後の動きを、ばっちりウオッチしてまいります。

というワケで、今回は第一報。現在判明している税制上の変更ポイントをサクッとご紹介いたします。

20%の申告分離課税

2012年から、店頭FXも20%の申告分離課税になります。課税の内訳は、所得税15%、住民税が5%です。「申告分離課税」とは、

「他の所得金額と合計せず、分離して税額を計算し(この点が総合課税制度と異なります)、確定申告によりその税額を納めることとなります(この点が源泉分離課税制度と異なります)。これが申告分離課税制度」(国税庁のホームページより抜粋)

ということです。要はFXなど雑所得に分類される区分の税金は、他の収入とは切り離して一括20%の税金を払えばいいですよってこと。確定申告すれば、これまでの総合課税の課税対象額が330万円超(FXの利益の課税対象分と給与所得などの合計)の人なら、所得税の税額が少なくなります。これはうれしいですね。

市場デリバティブ取引との損益通算が可能

市場デリバティブ取引(取引所FX、「金」「原油」といった商品先物取引や「日経225先物」のような株価指数先物取引など)との損益通算が可能です。

たとえば、店頭FXでの年間損益が100万円のプラス、取引所FXでマイナス50万円、商品先物取引でマイナス20万円だった場合、足し引きした30万円(実際はそこから経費を差し引いた分)が課税対象となり、20%の分離課税ですので税額は最高でも6万円ということになります。
(2011年までは、マイナス分は無視。店頭FXの利益100万円に対しては給与所得等と合算した上で、儲かるほど高い税率になる総合課税が課せられていました)

損失額の3年間の繰越控除が可能

利益を上げても、過去に損失があれば、3年前までさかのぼって課税対象額を減らすことができます。

  • 2012年に100万円の損失が発生してしまったと仮定します(ちょっと悲しいですが)。
  • 2013年に30万円の利益があっても、2012年のマイナス分を控除することで課税対象額は0円(損失の残りは70万円)。
  • 2014年に50万円の利益があった場合も同様に控除することで課税対象額は0円(損失の残りは20万円)。
  • 2015年に80万円の利益があった場合は、2012年の損失の残り20万円を控除することで課税対象額は60万円となるのです。
損失額の3年間の繰越控除が可能

つまり、利益が上がった3年間の通算でも、支払う税金が最高でも12万円に抑えられるのです。これまたうれしいですね。(繰越控除を利用するためには、損失が出た年にも確定申告を行う必要があります)

 

変更点はこの3点。繰り返しになりますが店頭FXと取引所FXは、税制面での差がなくなるのです。

中には「これまで取引所FXを利用してきたんだけど、この先どうなるの?」と思っている方もあるでしょう。でもご安心を。税制改正で店頭FXの税制が利用者にとって有利になったのは確かですが、取引所FXが不利になったわけではありません。

店頭FX各社が独自のサービスでしのぎを削っているのと同じように、取引所FXも「マーケットメイク方式による取引価格」や「同一通貨ペアでは売りも買いも同額のスワップポイント」、「アジア通貨取引」のように、投資家にうれしいサービスを打ち出してきました。税制一本化を契機に、店頭FXと取引所FXが同じ土俵で顧客争奪戦を繰り広げることになるのです。

すべてのFX会社のサービス競争がいっそう激しくなることで、2012年のFXがさらに魅力的になることを期待しましょう!

※注:税制・確定申告については、FX各社からの発表、国税庁HP、税理士または最寄りの税務署にご確認ください。
国税庁:外国為替証拠金取引(FX)の課税関係

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