「大統領選の年はドル高」とのジンクス。今回はどうなる?

2012/03/16

主要国トップの顔触れがガラッと変わるかも

アメリカ合衆国の大統領選挙が行われる年には、為替相場がドル高に振れる――。20世紀の昔から言われ続けてきた経験則です。経験則とは言うものの、「選挙の年には国民の支持を得るために、現職側が強力な経済政策を採用するから」とか「選挙に向けての国民の盛り上がりの中で“強いアメリカ”がイメージされるから」など、なるほどそうかもね、と思える説明もあるんですよ。

国のトップを選ぶ選挙でその国の経済が活性化するのは、米国に限らず世界中に共通する現象だとも言われます(日本は例外かもしれませんが)。新しいリーダーの選出に向けて国全体が盛り上がっていくから、国民の心理のみならず経済活動まで活性化するということでしょう。

トップが変わるかもしれないのは、米国だけではありません。今年は選挙の当たり年。台湾、ロシアなどで米国と同様に「4年に1度」のトップ選挙が行われるのに加えて、「5年に1度」のフランス大統領選挙、中国共産党大会での国家主席交代、韓国大統領選挙も重なります。これだけ多くの政治イベントが重なる年はめったにありません。政治の変化が経済にどう影響するか、今年のFXは政治の動きに要注目なのです。

たとえばフランス大統領に誰が選ばれるかは、フランス一国だけの問題ではありません。信用不安が続くヨーロッパでは、ギリシャに端を発した今回の危機が解消されたとしても、ユーロ参加国をめぐって構造的な問題があると言われます。フランス大統領の任期は5年ですから、この春選出される人物は、EUの未来に対しても大きな影響力を及ぼすことになるのです。

経済成長が鈍化しつつある中国の今後についても目が離せません。次の国家主席に就任することが確実視されている習近平氏が、どんな経済方針を打ち出すのか未知数だからです。伝えられるところでは、現在国家主席である胡錦濤氏よりも、先代の江沢民氏に近いとされるので、大きな政策変更が行われる可能性も否定できません。

もしかしたら国連安保理常任理事国5カ国のトップのうち4人の顔ぶれが変わるかもしれない変化の年です。選挙で世界がどう動くのか想像してみると、為替相場が大きく動く局面も見えてくるのでは?

大統領選挙で為替取引も活性化する?

世界中が選挙だらけの2012年ですが、最大のビッグイベントが米国大統領選挙であることに異論はないでしょう。なにしろ世界の基軸通貨ドルの国の大統領を選ぶわけですから、世界経済への影響もハンパじゃありません。

大統領選挙のスケジュールをざっと見てみましょう。1月3日のアイオワ州・共和党予備選挙を皮切りに、各州ごとに共和党の大統領候補が絞り込まれていき、8月末には全国大会で共和党候補が指名されます。一方の民主党は9月上旬の全国大会で候補を一本化(オバマ大統領・バイデン副大統領の指名は間違いないでしょう)。一般有権者による投票・開票は11月6日。この時点で実質的に新大統領が決定しますが、12月17日には大統領選挙人による投票、来年1月6日に開票が行われ大統領と副大統領が正式決定、そして1月20日に新大統領の就任式と、4年に一度の大イベントは進行していきます。

この間、米国のメディアは大統領選に関するニュースのオンパレード。予備選挙の見込み、選挙活動と結果の報道、お祭り騒ぎのような党大会、テレビ討論会、ネガティブキャンペーンなどなど、1年間を通して大統領選挙で盛り上がるのです。

どうしてアメリカ人は大統領選びに、こんなに時間をかけ、しかも国をあげて盛り上がるのか。それは、誰が大統領に選ばれるかによって、その後の4年間の生活やビジネス環境が一変してしまうからです。

前回の選挙で、それまで共和党支持者が多かったウォール街の経営者たちが、民主党のオバマ候補支持に回ったのは有名な話です。そのことが大統領選の流れを変えたとも言われます。ところが今回は、ウォール街の支持者の間でオバマばなれが進んでいると報じられています。米国経済の低迷に加えて、金融機関の税負担増、富裕層への課税強化などの政策に対する失望が広がっているのです。テレビ番組で「オバマ氏にはがっかりした」なんて公言するファンドマネージャーもいるほどです。

となると、対する共和党候補の指名争いに、マーケットの好感や反発が影響してくる可能性も十分考えられそうです。秋以降の民主党候補V.S.共和党候補の本格的な選挙戦になれば、ウォール街が支持する候補の有利が伝えられるとリスク選好、逆の場合にはリスク回避の動きが顕著なるなんて場面も見られるかも。

なんだかワクワクしてきますね。1年通して繰り広げられる米国大統領選挙に連動してマーケットの動きも活発化。しかも毎月のように多くの国でトップの選挙が行われるのです。米ドル高に進むかどうかは「?」ですが、市場に大きな動きがある年になる可能性は「ほぼ間違いなし」。政治のニュースもしっかりキャッチアップして、FXで利益をサクサク上げていきましょう!

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