リアルマネートレーディング

2012/08/03

ここのところの為替市場は、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本の経済状況が芳しくなく、かつ明確な好材料が見出せていないために不透明な状態が続いており、上にも下にも動きが鈍い膠着状態にある。狭いスプレッドを活かして細かくスキャルピングで稼いでいくとしても、なかなかに根気がいることだろう。

通貨の交換は経済活動があるからこそ成り立つ

リアルマネートレーディングという言葉をご存知だろうか。長々とした名前よりもRMTという呼び名のほうが一般的だろう。これはオンラインゲーム上のアイテムやお金、さらにはキャラクターを現実のお金で売買する行為をいう。

MMORPGやMORPGと呼ばれるゲームがある。端的にいうと多人数でオンラインのサーバに接続して楽しむゲームのことだ。このゲームの世界では強力な敵に対抗するため、強い武器や特殊なアイテムを求めて冒険が行われている。この武器やアイテムは冒険の過程で強力な敵を倒すことにより得られるのだ。

そこで、手っ取り早く冒険を進めるために、件の強力な武器やアイテムを貰ったり買えたりしたらというニーズが出てくる。はじめはゲーム内で同じくらいの価値があるアイテムでの物々交換が始まる。しかし、誰もが欲しいと思うアイテムはだんだんと値が上がっていく。なぜなら接続しているサーバは一つの世界であり、希少な武器やアイテムはその数がゲームマスターによって制限されていることがほとんどだからだ。次第にアイテムには市場価格が形成されていき、希少なアイテムの入手には相応のゲーム通貨が必要となっていく。そう、ゲーム内で経済システムが構築されていくのだ。

この「世の中」にある「希少なアイテム」を得るために、プレイヤーたちは冒険を続ける。冒険を行うことによりゲーム内通貨が得られるからだ。希少なアイテムを売買するにはより多くのお金を持っているほうが有利になる。そしてプレイ時間が長ければ長いほどお金を貯めることができる。ゲーム世界では、ゆるやかにインフレが進行しており、新規のプレイヤーには大きな壁となって立ちはだかっていくのだ。

ゲームのお金、現実のお金

新規に参入したプレイヤーは、冒険を進めるために有利な希少アイテムを自分自身で見つけることとトレードで入手することの二つの選択肢がある。楽にゲームを進めていきたいのなら、トレードで入手するほうが簡単だ。しかし、取引するためのゲーム通貨がゲーム序盤ではほとんど手持ちがない。そこで登場するのがRMTだ。

RMTはゲームを提供している会社ではなく、ゲーム内の経済システムに目をつけた外部の企業により提供されていることが多い。「現金でゲーム通貨をお売りします」、「現金であなたの希少な武器を買い取ります」といった具合でプレーヤー間取引に介在して利益を得るのだ。そして、RMTという行為はゲームのサービスを提供している企業からは利用規約に反する行為とされる場合が多い。なぜなら不正にゲーム通貨を取得したり、サーバを不安定にしたり、ゲームバランスを著しく損なう場合があるからだ。

ゲーム公認のRMT

2012年5月。MORPGの先駆となったDiablo(ディアブロ)のシリーズ最新作であるDiablo 3が発売された。このディアブロ3には、AH(オークションハウス)の機能が実装され、プレイヤーが冒険で集めた武器やアイテムを公式のオークション内でゲーム内通貨を使って売買することができるようになった。この機能は順次拡張されており、RMAH(リアル・マネー・オークション・ハウス、現実のお金で行うオークション)やゲーム内通貨の販売が行われている。ゲーム会社自らがRMTの機能を取り込み、不正の根絶を目指すところまできたのだ。

ゲームを開発したBlizzard Entertainmentでは、ゲーム内の経済システムを管理するために経済学者を雇ったとも言われている。真偽のほどは定かではないが、いつのまにか通貨取引は国と国との間だけではなく、こうした仮想通貨との取引も登場しているのだ。

たかがゲーム内の通貨とあなどってはいけない。日本であろうと新興国であろうともゲームで得られる通貨は一緒だ。だが現金に換えられるとなるとどうだろう。ダンジョンの中にある宝箱を開けると得られるほんの僅かなゲーム内通貨。日本では微々たる価値しかないかもしれないが、とある国の通貨に換金したらちょっとした財産となることだってありうる。そうこれはもはや外貨の獲得なのだ。PCとネット回線、そして安い人件費が用意できれば、ひたすら宝箱を開ける仕事だって成り立つかもしれないのだ。

果たしてRMTを積極的に取り入れたこのゲームが成功を収めるかはいまだわからない。需要と供給によってゲーム内の経済システムは維持され、ゲーム内通貨と現実の通貨の交換レートはこのゲームの人気に左右される。為替市場の面白さはこんなところにも垣間見ることができるのである。

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