今夜は雇用統計!株価とのジレンマで「様子見」が吉か。

2013/06/07

先週金曜日は、日経平均の上昇を好感し一時101.29円まで上昇。しかし欧州株式市場が下落してスタートしたことや欧州景気指標悪化を受けてユーロ円が下落したことから、100円台前半へ反落。その後100.22円まで下落しました。

そして週明け。6月3日には日経平均が512円安と大幅に続落したことを受けてリスクオフの円買いが強まり、さらに米5月のISM製造業景気指数が2009年6月以来の低水準とこちらも不調でした。これにより、とうとうドル円は100円を割って99円台半ばへ急落。一時は98.86円と5月9日以来の安値をつけました。

6月4日には日経平均が13500円台を回復して引けるとドル円は100円を突破して一時100.43円まで回復。しかし翌5日には安倍首相が講演で発表した成長戦略「第三の矢」の内容に対して「インパクトが小さい」という失望感が広がり、再びドル円は100円を割りこみました。

その5日夜に発表されたアメリカADP雇用調査の結果が市場予想を大きく下回り、ともに注目されていたISM非製造業指数でも雇用に関する数値が低水準。これを受けて「FRBが早期に資産購入プログラムの縮小に動くことはない」という見方が広まり、ドル円はNY市場の午後に99円割れ。一時98.95円の安値をつけました。

ここのところドルをめぐる市場の関心はもっぱら米FRBによる緩和の「出口戦略」です。バーナンキ議長が縮小実施の条件に挙げたのが「雇用市場改善の継続」ということで注目を集めた雇用統計の前哨戦・ADP雇用調査でしたが結果は予想を下回り、緩和縮小観測が後退したというわけです。

しかしここで改めて振り返ってみると、過去10ヶ月のうち8回はADP雇用調査の数字が雇用統計の非農業部門雇用者数を下回っていました。そのため「ADPの数字と本番の数字にはかなり開きがある。ADPが弱かったからと言ってFRBの緩和縮小可能性が後退したと判断するのは早計」という見方もあります。

前月の雇用統計がそれまで何度も跳ね返されてきた「100円の壁」を突破するきっかけになったことを考えると、今夜発表される米雇用統計が前月同様予想を上回る数字であれば再び株高・ドル高の流れを作る可能性はじゅうぶん考えられます。

ただし、株式市場では「緩和縮小観測」が株価を下げる要因となっているのが気がかりです。米経済指標の好調はふつうに考えれば株価の上昇材料なのですが、それが緩和縮小・金融引き締め観測を呼び、株価の下落=リスクオフによる円買いとなりかねないのが現状の悩みどころ。

中長期的には株高・円安が継続するという見方が多いことに変わりはありませんが、いまはやはり「調整」の段階でしょう。今夜の雇用統計も雇用市場の改善状況を確認するための「いち段階」に過ぎないと割り切って、ここは「様子見」でも良いのではないでしょうか。とはいえこれから数ヶ月間は雇用統計を継続してチェックしていく必要があります。もちろん今夜もチェックだけは怠りなく!

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