雇用統計が好調。6月利上げ観測から120円の大台を突破!

2015/02/13

先週金曜日、2月6日は1月雇用統計の発表でした。まずはここ半年の結果を振り返ってみましょう。

【非農業部門雇用者数変化】

非農業部門事業所の給与台帳を基に集計された、雇用者数の増減。経営者や自営業者は含まれません。

2014年7月 ~ 2015年1月の推移(前月比 単位:万人)

  7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月
事前予想 +23.1 +22.5 +21.5 +23.4 +23.0 +24.0 +23.0
結果 +20.9 +14.2 +24.8 +21.4 +32.1 +25.2 【??】

【失業率】

失業者数÷労働力人口×100で求められたもの。対象は16歳以上。軍隊従事者や刑務所服役者、労働意志のない者は除きます。

2014年7月 ~ 2015年1月の推移(単位:%)

7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月
6.2 6.1 5.9 5.8 5.8 5.6 【??】

2月6日に発表された米雇用統計は、失業率が前回からわずかに上昇して【5.7】%となったものの雇用者数が事前予想の+23.0万人を上回る【+25.7】万人。併せて昨年11、12月で合計14.7万人の上方修正もあり、過去12カ月の月間平均では【+26.7】万人と増加ペースが速くなっています。

その日のNY市場ではこの結果を受けて米FRBが今年6月に利上げに踏み切るのではという見方が強まりドルが買われ、ドル円は3週間半ぶりの高値となる119.23円をつけました。

週明けの月曜日はドル買いも一服し119円を割り込みましたが、「6月利上げ」の観測がドルを下支えして118円後半をキープ。しかしその日の深夜から火曜にかけてはウクライナやギリシャに対する懸念が広がり、リスクオフの円買いが進行。ドル円は118円前半で伸び悩みました。

しかし日本が祝日の水曜日、NYでは雇用統計の結果を見て国債の利回りが上昇したことでドルが買われ、ドル円も119円後半まで上昇。さらに米の連銀総裁2人が相次いで早期利上げに前向きな発言をしたことを受けて、ドル円は再び120円の大台に乗せました。

雇用統計は単月では驚くような数字ではなかったものの、過去2カ月分の上方修正を含めて通年では安定した数字を残したことが好感されており、米の早期利上げも現実味を帯びてきました。テクニカル的にもドル買いのサインが出ており、今週は積極的な戦略を検討する価値があるかも知れません。

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