いよいよトランプ新大統領が始動へ。米ドル円はどうなる?

2017/01/13

先週1月6日(金)、12月の米雇用統計が発表されました。

【非農業部門雇用者数変化】

非農業部門事業所の給与台帳を基に集計された、雇用者数の増減。経営者や自営業者は含まれません。

2016年6月 ~ 2016年12月の推移(前月比 単位:万人)

  6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
事前予想 +18.0 +18.0 +18.0 +17.5 +17.3 +17.5 +17.5
結果 +28.7 +25.5 +15.1 +15.6 +16.1 +17.8 +15.6

【失業率】

失業者数÷労働力人口×100で求められたもの。対象は16歳以上。軍隊従事者や刑務所服役者、労働意志のない者は除きます。

2016年6月 ~ 2016年12月の推移(単位:%)

6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
4.9 4.9 4.9 5.0 4.9 4.6 4.7

結果は非農業部門雇用者数が事前予想を下回る【+15.6】万人。失業率も前回よりやや上がって【4.7】%となりました。しかし賃金が7年半ぶりとなる大幅増だったことで米FRBによる利上げを後押しするとの期待が広がり、米ドル円は一時117円半ばまで上昇しました。

その後日本が祝日だった9日にかけてじりじりと下げてきた米ドル円は連休明けの火曜日になると米株安によるリスクオフの円買いなどで115円前半まで下落。やや持ち直した後はトランプ氏の会見を控えて方向感に欠ける展開が続き、翌日の水曜日は115円後半で様子見ムードが広がりました。

しかしトランプ氏は会見で具体的な経済成長促進策を示さず。会見前に一時116.85円まで上昇した米ドル円は失望のドル売りによって12日朝方には一時114円台まで下落しましたが、すぐに115円半ばまで回復。その後再び一時115円を割ったもののまた持ち直し、12日午前10時現在では115円前半での値動きとなっています。

トランプ氏の会見に関して市場では「失望」という声がある一方で「もともと予測不能」であることにも慣れてきたのか、米ドル円は思いのほか早く持ち直した印象があります。来週20日にはいよいよトランプ氏が米国の新大統領に就任。大物ビジネスマンでもあるトランプ大統領の手腕に注目ですね!

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