ロスカットルール

ロスカットルールとは、急激に相場が変動した場合、ユーザーの大きな損失を一定水準で抑えるために、
取引に必要な保証金額がFX業者が取り決めた割合を下回ると強制的に総て反対売買により決済する制度です。

「ロスカット」は、投資家の意思や判断とは関係なく、自動的に取引を終了させるシステムです。損失が出続けているときに投資家の対応が遅れて、証拠金以上の損失が出ることを未然に防ぎ、壊滅的な状態を回避できます。どの程度の損失で「ロスカット」が設定されているのかは、FX取引業者によって違います。とても急激な為替レートの変動があって、「ロスカット」発生から決済までの間のわずかな時間に損失が膨らむ場合もありますが、証拠金を上回るような損失は回避できるはずです。

ロスカット(強制決済)の仕組み

たとえば、保証金10万円を資金として、1ドル100円の時にレバレッジを10倍に設定。1万ドル(100万円)の取引をするとします。
取引を進めるうちに、仮に1ドル92円90銭になったとするとこの時点で7.1万円の含み損が発生することになります。
この7.1万円のマイナスは保証金にも反映されるので、手持ちの保証金は2.9万円となり、ロスカットのレベルが30%に設定されている場合には、自動的に強制決済となります。

この場合の計算式は以下のとおりです。

-7円10銭 × 1万ドル = 7万1000円の損失
保証金の残額は 10万円 - 7万1000円 = 2万9000円
つまり維持率は 2万9000円/10万円 × 100% = 29%

思惑と反対に動いたらいくら損するか? どれだけの損失なら許容できるのか? を取引前に決めておけばよいでしょう。

ロスカット(強制決済)の値幅を計算する方法

ロスカットの値幅を計算する式は以下のとおり

ロスカットの値幅 =資産合計 - (取引保証金-ロスカットレベル)÷通貨の数量

例えば資産合計が100万円で1ドル=100円のとき、10万通貨をレバレッジ10倍で購入したとします。
保証金は100万円。ロスカットレベルは30%とします。

ロスカットの値幅 = 100万円 - (100万円 × 0.3) / 10万通貨 = 7円

となり、買値から7円下がった時点となります。
では、上記と同じ条件で5万通貨(保証金は50万円)の場合は?

ロスカットの値幅 = 100万円 - (50万円 × 0.3) / 5万通貨 = 17円

となり、買値から17円下がった時点となります。

「マージンコール」と「ロスカット」があるとないとでは、
FX投資の安全性が大きく違います。
「マージンコール」と「ロスカット」が設定でいないFX口座での取引は止めたほうが無難です。
特にFX初心者は、FX口座を開設するときの要チェック項目にしてください。

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